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北へ。その日、その灯をともしに [大地震、それからの日々]

ただいまーっ。

動きすぎで全然撮れねーぞ!.jpg

もうおなじみ?唐桑半島・海岸亭のさっちゃんです。


あの東日本大震災から、1年。
縁あって、気仙沼市の唐桑半島での支援活動に、何度か参加してきました。

RQ唐桑で知り合った仲間の一部は、現在も現地と行き来しながら、支援活動をしています。
3月11日、とある仮設住宅で、ささやかなキャンドルナイトを行うと聞いて、キャンドル集めに協力しました。
そして、それだけでは気が済まず(笑)現地へくっついて行くことになりました。


3月10日出発。夕方に気仙沼市に到着し、何箇所かで打ち合わせをして海岸亭へ。
いつもどおり、マスターが「おかえり」と迎えてくれると、なんだかほっとします。


3月11日、午前中は、気仙沼の市街地、鹿折地区にできた「復興マルシェ」オープニングイベントで、バルーンアートの出店。

あら汁(だっけ?)が人気でした.jpg


他の仲間たちは、RQ時代に何度かやっているのだけど、ワタシは初めて。
ネズミひとつがなんとか作れるようになったころには時間切れになっちゃいましたorz・・・難しいんだよーっ。

空気を入れるところから勝負!.jpg


バルーンアートは子供たちに人気で、注文がたまっちゃうほど。
量産されたバルーンの剣も、終わるまでにははけちゃいました。

ぶっても痛くありません.jpg

当たっても痛くないから思いっきり振り回せるよ。


アンパンマンを配るギッシー。

ギッシーでかく写りすぎ(笑).jpg

ほっぺが真っ赤だね。(ギッシーのじゃないよ!)


オープニングイベントのステージ。

太鼓の子に風船渡せたっけ・・・.jpg

復興マルシェのある鹿折地区は、震災の際、大規模な火災が起きたところです。
すぐ近くに、焼け焦げて歪んだ歩道橋がまだ残っています。
また、報道などでよく登場する、打ち上げられた大型の船(この記事に登場しています)も、見えるほど近くにあります。
震災の爪痕の残る街で、また商売をやろうと立ち上がった人たちと、それを支える人たち。
このような仮設店舗が、市内の各所で見られます。

復興マルシェについては→ http://www.shishiori-marche.jp/


午後から、キャンドルナイトの準備をしに仮設住宅へ。
到着すると、キャンドルや、キャンドルホルダーとして使う青竹が、準備されていました。

ぽとすさんのキャンドルが見えてます.jpg

自治会長さんと相談し、「祈 追悼3・11」という文字の形に並べることにします。
芯の出ていないキャンドルを削ったり、キャンドルを並べたり、思っていたより大変。
仮設のお父さんお母さんたちが全面協力で準備してくださいました。


あっという間に時刻は2時を回ってしまいます。
震災のあった時刻は、仮設を離れ、現地の方とは別のところで黙祷することにしていました。

仲間たちと、近くにある海岸へ行きます。

船はたぶん動いてません.jpg


黙祷を終えて見た海は、目が覚めるほど青く見えました。

海面近いとちょっと怖いね.jpg

この海が、どんな姿になっていたのか・・・


海岸には先客がいました。
長靴をはいた、漁師さんのような身なりの男性がひとり。
包丁を持ち、持ってきた魚をさばいては、集まるカモメたちにあげています。

カモメって、なんて美しい鳥なんだろう。と、初めて思いました。

仲間のひとりが、「海で亡くなった人がカモメになって帰ってくる、と考える人もいる」と言っていました。
あれは、あの男性なりの、追悼だったのかもしれません。



追悼式(気仙沼のものが中継されていた)に少し出たりしたあと、仮設へ戻ると、ほぼ準備が終わっていました。
でも・・・「きびしいなあ」と内心思った「追悼」の文字は、やっぱり文字に見えない(汗
そのほかの文字も修正が必要で、並べ直したりしているうちに夕方になり、とにかくみんなで点火。

あっきーが作ったキャンドルだよ!.jpg


点火してからも直した甲斐あってか・・・なんとか見えるよね?これで。

大部分の写真がボケボケでした・・・.jpg

「祈」の文字。


修正しながら、並ぶキャンドルの間を歩いて、「うんうん読める読める」ってな感じ。

なんだか夢中でしたね.jpg


ベンチを積みあげ、交代で上に登って全体を眺めたりもします。

かろうじて読める・・・かな?.jpg

一番手前には「ガンバッペ」の文字が。
私達がいない間に、仮設のお父さんお母さんたちが追加して並べたようです。


ボランティア仲間のはつめさんが撮影モデル状態に(笑)

演出してたのはナイショです.jpg

小さな子供が2人ほど、キャンドルの間を走って遊んでました。


鎮魂の鐘・・・というか、どこかの漁船に積まれていた鐘のようです。

普段どこにあるんだろう・・・.jpg

みんなで厳かに、と書きたいところですが、「ここ叩くんだよ。思いっきりね」なんて言いながら、適当に鳴らしていたような。


灯を眺めるみなさん。

プレハブ仮設です.jpg

「あの日もこんな風に寒かったなあ」なんて会話が、少し聞こえました。


談話室で休憩させていただき、戻ると、片付けが始まっていました。
結局、終始仮設の方々のお世話になりっぱなしだったような・・・
仮設のお父さんお母さんたちは、雑談などしながら、和やかな雰囲気でいてくださったけれど。
いったい何しに行ったのかな、あれでよかったのかな、余計なことだったかな。そんな思いもあります。

この日は、各地でキャンドルが灯され、その様子が伝えられていました。
周到に準備され、きれいに並べられた各地のイベントに比べると、ささやかで行き当たりばったりのキャンドルナイト。
でも、私の中には、仮設の皆さんの心遣いと一緒に、温かで、少し切ない灯の記憶が残りました。


あの震災から1年、といっても、それはただの通過点。
それぞれの日々が、どこへ行くのかもわからないまま、終わらずに続いていく。
そんな時間の中に自分もいることを、あらためて感じています。


続きます。
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コメント 9

HIRO

こんにちは。
唐桑行き&レポお疲れ様です。

被災された方には、まだ1年…なんでしょうね。
実際に行って、色々やって行く事が、少しでも力になれれば良いですね。
by HIRO (2012-03-18 16:08) 

肥前のFe

ボランティア 続けて実行のsironopoさんにnice
 キャンドル点火も大仕事 人手が少ないと大変と思います。
by 肥前のFe (2012-03-18 16:41) 

oko

お疲れさまでした。
キャンドルの明かりは優しくて暖かいですね。
by oko (2012-03-18 22:25) 

hoshizou

キャンドルの灯って、やさしく、せつなく、はかなく・・・・
LEDの正反対にあるような気がします。
ろうそくの灯に乗って、魂は我が家に帰ってくるんだってね。

母親の実家がお寺で、お盆には、檀家の皆さんがちょうちんを持って
ろうそくの火をもらいにくるんです。
お迎えって言ってたな。   栃木県の話です。
by hoshizou (2012-03-18 22:40) 

luces

お疲れ様でした。
優しい明かりが皆さんの心を和らげてくれるとよいですね。
by luces (2012-03-19 12:25) 

リュカ

お帰りなさい^^
みなさんも書いてますが、優しくそして切ないひかり。
まだ1年。この1年は通過点に過ぎないんだと、本当に思います。

バルーンアート、ネズミが作れるようになったなんてすごいですよ!
私は現在「デパート包み」を覚えている最中・・・
包装紙がぐちゃぐちゃになります。ヘルプミー!(笑)
by リュカ (2012-03-19 14:12) 

しろのぽ

HIROさん

1年たって、避難所生活こそなくなりましたが、本来の生活を取り戻すには、まだまだ道のりは長いです。
支援活動!とがんばらなくても、できることはあると思います。


肥前のFeさん

もう半分以上観光みたいになってますけど(^^;
キャンドルは300個くらいかな?みんなでつけたらあっという間でした。


okoさん

電飾とは違う優しさ、美しさがありますね。
ナマの火なので目は離せませんけど・・・そのうち消えてしまうはかなさもいいものです。


hoshizouさん

電飾は確かに扱いやすいけど、魂が帰ってくるような感じはしませんよね。
お盆の迎え火、送り火も、電飾はありえませんし(笑)

で、次回はhoshizouさんと東北ライダーに贈る記事ですよー。

あと・・・ここでしみじみしたコメントいただいてるので、ご訪問してるのですが・・・あの記事じゃ何てコメしたらいいかわかんないんですけどー!!(T▽T;)


lucesさん

この仮設はわりあい住人同士の仲が良いらしく、和気あいあいと準備されていました。
辛い思い出のある日に、そんな時間があるのもよかったかもしれないな、と思っています。


リュカさん

キャンドルの優しいひかりは、なんだかほっとしますよね。
あれから1年、といっても、何かが急に変わるわけじゃないんですよね・・・。

今まで、バルーンアートは、仲間たちが練習しているのを横目で見てたんですけど、確かに難しい~。
で、ラッピングはワタシも苦手です。
何かプレゼントをしようとするたびに、ものすごい苦労ですorz 助けてーっ(笑)
by しろのぽ (2012-03-20 13:14) 

ぽとす

お疲れ様でした。私も、しろのぽさんに送る箱から慌てて取り出した5色のちびろうそくを灯しました。ベランダに出したんだけど、夕方から強風と雨で(;_;)1時間ほどで中止に。もう少し賢く作れるようにしておきます(^^;バルーンアートは音(ギュシギュシする音)が怖くて近寄れないなあ(笑)その剣はすばらしいね、子供喜ぶね。あ、その代わりおもちゃ売り場で鍛えたデパート包みは今でも体が覚えておりますよ、えっへん。キモは、破ける直前まで正確な方向にピッとひっぱる、だわ。その加減がむずい。
by ぽとす (2012-03-22 19:07) 

しろのぽ

ぽとすさん

キャンドルの提供、そしてキャンドルナイトに遠方で参加、ありがとうございます!
関東はお天気が悪かったんですね。
でもきっと、全国で灯されたであろう追悼の灯に、しっかり加わっていたと思います。
あっ確かに、バルーンってギュシギュシいう(笑)かまってる余裕がなかったです・・・
剣は地味なので、子供たちも何これ?って感じなんですが、手に取ると嬉々として振り回し始めます(笑)
で、デパート包みの話題が続いてる・・・一度は破くな、ワタシorz
by しろのぽ (2012-03-22 22:47) 

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